平尾化建株式会社にくさび式足場や足場組立てをお任せください。

くさび足場のご紹介

くさび足場とは

現在、多くの工事現場等で使用されている足場には主なものとして、「枠組足場」と「くさび足場」の2種類があります。どちらも作業員が使用するための足場ということに違いはないのですが、くさび足場はその名の通り、緊結部にくさびを使用しています。くさび足場には工期の短縮やコスト削減などメリットが多く、平尾化建株式会社は、このくさび足場の架設を行っております。

低コスト&短納期

くさび足場が持つ最大のメリットは低コストと短納期です。いわゆる枠組足場は高層建築等で使用することを前提にしているため、材料のひとつひとつが重く、組立にレッカーが必要になります。このことがどうしてもコストや工期に影響を与えますが、一方のくさび足場は中層・低層の建物であれば人力で組み立てることが出来るため、コストと時間の低減が可能です。

くさび足場を使用するのは地上31メートルの建物まで、という取り決めがあります。これはくさび足場のメリットが最も発揮される高さでもあるため、31メートルまでの高さであればくさび足場による低コスト、短納期というメリットをフルに活かすことができます。

工場や倉庫といった産業に使用するための建物は、その性質上コストや工期においてシビアであることが多いものです。これらの建物において多くの実績を有していることは、くさび足場の特性が評価された結果と言えるでしょう。

複雑な建物でも思いのまま

くさび足場のメリットは、コストや工期だけではありません。
「小回り」もくさび足場の持つ大きなメリットです。
「小回り」とはどういうことでしょうか。ブロックに例えてみましょう。タンクやプラントなど、曲線の多い建物に沿ってブロックを組み立てていく場合、ブロックひとつひとつが大きいと、どうしても建物にフィットしにくくなります。しかし、ブロックを小さくすれば、建物の形状にフィットしやすくなります。これと同じことが足場に言えるのです。
くさび足場は材料のひとつひとつが小さいため、複雑な形状の現場においてもしっかりフィットする足場を設置することが可能になります。
平尾化建には、タンク、プラントなど形状が複雑な現場だけでなく、大手テーマパークや映画のセットなどユニークな施工実績があり、これらはくさび足場の持つ「小回り」という特性が活かされた事例です。

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基本部材一覧

※クリックすると拡大できます。

基本部材

足場の歴史

日本においては、仮設資材(足場)といいえば、古くは丸太足場のように多くは木材でつくられていました。

まっすぐな細い丸太を、建て前の済んだ構造物の周りに組んで、その後の工程をやりやすいように足場を

組む。・・・というのはもう昔の話。今ではほとんど見かけることはなくなりましたが、伊勢神宮で20年に

一度行われる神宮式年遷宮(*1)に代表される神事祭礼の際には、古式にのっとり丸太足場を組んで

行われる場合もあります。しかし今ではほとんどの場合、鋼管と鋼材の機能的なくさび足場を使います。

丸太足場もくさび式足場も一長一短があります。丸太足場は失われつつある技術です。丸太足場(*2)が

使われなくなった理由のひとつは、昭和20年の後半、日本の資源利用合理化推進運動が林野庁から唱え

られるようになり、その為木材にかわり大手の建設業者の間では鋼管足場の開発の研究が本格化しました。

*1)伊勢神宮の神宮式年遷宮ので実際に使用された丸太足場

*2)丸太足場
杉、ヒノキ等の細い間伐材を鉄線(ナマシ番線等)で締め上げて固定する昔ながらの足場の仮設方法のこと。

安全性の観点から金属製の足場に取ってかわられつつあるが、必要材料が少なくすむため、住宅、低層ビル等

の塗装、解体工事にはいまだに使われつる場合が稀にあります。

*2)歴史的資料に登場する丸太足場
葛飾北斎:富獄百景(三編)「足代の不二」
3巻からなる絵本で、初編天保5年(1834年)刊行、二編は天保6年(1835年)、丸太足場が描かれている
三編は刊行年不明(かなり遅れたとの説も!)。富士山を画題に102図を描いたスケッチ集であるが、当時の
風物や人々の営みを巧みに交えたもので、この作品内で、丸太足場で生き生きと働いている左官職人の描写
が見てとれます。

葛飾北斎:富獄百景(三編)「足代の不二」

東海道五十三次「吉田」
絵の右側に見える吉田城は、豊川と朝倉川の合流する天然の要害(ようがい)に築城された平山城であった。
最初にここへ城を築いたのは今川氏の重臣、牧野左衛門入道であったが、桶狭間の戦い(1506年)で今川氏
が敗れた後は徳川家康がこれを手中に収めた。
この川に架かった豊川橋(吉田橋)は、東海道三大橋のひとつで、長さは120間(216米)あった。
橋の東の袂に船町があり、吉田湊といわれ、熱田湊と並ぶ伊勢湾の交通の中心であった。
この絵の城は普請中である。作業中の職夫の一人が城の南西にあった入道檜で組まれた足場の上から手を
かざして吉田橋を渡る大名行列を眺めているのが見てとれます。

東海道五十三次「吉田」

その後、昭和28年の春ごろ、大手技術者の技術者の集まりである「水曜会」において丸太足場に替えて

鋼管製の足場が提言、検討されたといわれています。そして翌根年5月に日本ではじめて東京都大手町の

東京産業会館の施工現場で単管足場(*3)が使用され、高さ約33M、足場面積400坪(1,320平米M)の

規模で行われました。また、現在の足場の主流となっている枠組足場については、昭和28年5月にビテイ・

スキャフォード株式会社が枠組足場の部材の製作について株式会社石井鐵工所の高浜工場に依頼し

この時つくられたものが国産第一号となります。

*3)昭和28年日刊建設工業新聞の東京大手町の東京産業会館の施工現場記事

*3)単管足場
直径48.6mmの単管と呼ばれる鉄パイプを組み合わせて建てる足場のこと。パイプ同士はクランプ(金具)を
かみ合わせ、ボルトを締めて接合する。小規模な工事、作業現場や狭いビル間での足場に用いられることが多い。

しかしながら枠組足場は昭和30年ごろに至っても、一般の建設業界では、枠組足場は使用しやすくかつ

安全性が高いといわれながらもイニシャルコストが高く、かつ単管足場と比較してそれにかかる部材が

多いという理由で普及が進まず、造船所や土木の一部現場で使用されるにとどまりました。

そして、近年、日本に住宅事情から木造家屋等低層住宅では、足場を設置する敷地が狭く、建物の形状

が複雑であるため、それに対応すべく盛替え、組み替え作業が簡単にでき、建物の形状に用意に対応

できる足場として「くさび式足場」が使用されています。

この足場は、一定間隔に緊結部を備えた鋼管を建て地(支柱)とし、緊結部付の水平材、鋼材等を

建て地の緊結部にくさびで緊結し、床付き布枠を作業床とした足場で、部材がユニット化されており

ハンマー1本で組立が出来る。

従来、木造家屋等低層住宅工事用の足場として使用されてきましたが、近年、その足場の部材を用い

本足場として組み立て、中層建築工事用の足場としても非常に多く利用されています。

1979年株式会社大三機商会(現、株式会社ダイサン)が国内初めての、くさび緊結式足場であるビケ足場

を開発したことから、くさび緊結式足場のことを、ビケ足場と呼ぶ場合があります。

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